未承認レーシックとは?
未承認レーシックは厚生労働省の承認を得ていないレーザー機器を利用したレーシック手術のことを指します。
意外にもこの未承認レーシックは多くあるため、手術を受ける際にはその点も確認することが必要です。
レーシックには色々な分類の仕方がありますが、未承認レーシックと承認レーシックという分け方をすることもできます。
これは一体何の承認かというと、厚生労働省の承認です。
レーシックはレーザー機器を使って手術を行いますが、その機械が厚生労働省の承認を受けているのかいないのかといった点の違いです。
この違いは一体どのような結果になるのかといいますと、
「厚生労働省(=国)が認めている機械で万一後遺症などが残るような事態になった場合には国が責任を取りますよ」ということになります。
逆に言えば「未承認の機械で手術を受けるのは自己責任でお願いしますね」と言われていることと同じなんですね。
だからといって未承認の機械が性能として劣っているとかそういうふうに一概に言うことはできないのですが、厚生労働省の承認を得るためには
様々な基準が事細かに決められており、それに合致するものかどうかを長年かけて検証しています。
未承認の機械の場合には、それがなされておらず、日本の薬事法に基づく安全性の確認ができていないということになってしまうのです。
では、そんな未承認レーシックですが、どのくらいのクリニックで使用されているのかというと、実はこれが結構たくさんあるんです。
未承認の機器にはコンチェルト・アレグレット・アマリスなどがありますが、これらの機器は一度は名前を聞いたことのあるような大きなクリニックでも導入されています。
ここで大切なことは、自分がレーシックの手術を受けるときに、その機械が承認を受けているものなのかどうかを確認することです。
もしもそれを知らされずに手術を受けなければいけないとすれば、万一の時に国が責任を取ってくれないかもしれないリスクを知らず知らずのうちに
背負ってしまっているのかもしれないのです。
また、未承認レーシック・承認レーシックという違いがあることを知っていれば、自分で意識して選択することができますから、より安心して手術を受けられるのではないでしょうか。
レーシック手術までの流れと術後のケアについてのサイトがありますのでご覧ください。
こちらにレーシック病院選びのポイントが紹介されていますので、ご覧ください。